一般内科
一般内科診療に関して
風邪や胃腸炎などのような急性疾患から、糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病をはじめとした慢性疾患まで、様々な疾患・症状の診療を行います。
必要に応じて採血、心電図検査、超音波検査、消化器内視鏡検査を行い、CTやMRIなどの画像検査が必要な場合、専門的な治療を要する場合は、高次医療機関をご紹介いたします。
当院は、下記のような内科症状の診療を行っております。

こんな症状があればご相談ください
- 咳がひどい
- 鼻水
- 鼻づまり
- のどの痛み
- 発熱
- 痰がからむ
- 息苦しい
- 胸が痛い
- 疲れやすい
- 急激な体重の減少
- 耐えられないほどの肩こり
- 吐き気
- 立ちくらみ
- 貧血
- めまい
当院で対応する疾患
- 風邪
- インフルエンザ・新型コロナウィルス
- 肺炎
- 生活習慣病 (糖尿病、高血圧、高脂血症)
- 貧血
- 動脈硬化
- 痛風・高尿酸血症
当院で可能な検査・処置
- 血液、血糖検査
- 尿検査
- 上部下部内視鏡検査
- 超音波検査 腹部、頸部、甲状腺
- 心電図検査
- 胸部レントゲン検査 (AI読影)
- 骨密度検査
- 身長、体重、BMI、腹囲の計測
生活習慣病(高血圧症・糖尿病・脂質異常症を中心に)
高血圧症
高血圧は、最高血圧140mmHg以上または最低血圧90mmHg以上で診断されます。主に「本態性高血圧症」(遺伝や生活習慣が関与)と「二次性高血圧症」(特定の病気が原因)に分類されます。
90%以上が本態性で、主な原因は塩分過剰、肥満、過剰飲酒、ストレス、運動不足、栄養不足、喫煙です。
高血圧が疑われる場合、まず自宅で2週間の血圧測定を行い、連日の測定で基準を満たすと診断されます。
必要に応じて、二次性高血圧症の検査を行い、治療目標を設定し、生活習慣の改善を提案します。
糖尿病
糖尿病は、インスリンの分泌不足や作用不全により血中の糖分が高くなり、尿中に糖が現れる病気です。
主に「1型糖尿病」「2型糖尿病」「二次性糖尿病」に分けられ、当院では主に2型糖尿病を診療しています。
糖尿病は動脈硬化を促進し、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めるほか、網膜症(失明の可能性)、腎症(透析が必要になることも)、神経症(しびれや歩行困難)などの合併症を引き起こすことがあります。
重篤な状態として、糖尿病性ケトアシドーシスや高浸透圧性高血糖症候群があります。
また、糖尿病患者は胃癌や大腸癌の合併リスクが高く、膵臓癌の症状として糖尿病が現れることもあるため、必要に応じて検査を行います。
治療開始前に網膜症の評価が必要で、眼科への紹介も行います。
治療は、糖尿病のタイプや合併症、患者の年齢や全身状態を考慮し、治療目標の設定や生活習慣の改善を提案します。
脂質異常症
脂質異常症は、以下の3つの基準のいずれかを満たす場合に診断されます。
血中LDL(悪玉)コレステロールが140mg/dL以上
血中HDL(善玉)コレステロールが40mg/dL未満
血中TG(中性脂肪)が150mg/dL以上
脂質異常症は、原因により「原発性脂質異常症」(生活習慣に起因)、「二次性脂質異常症」(疾患による)、「家族性脂質異常症」(遺伝的要因による)に分類されます。特に家族性では、若年での虚血性心疾患の家族歴とLDLが180mg/dL以上が特徴です。
必要に応じて甲状腺や肝臓の検査も行います。
治療目標は、心血管疾患の既往、年齢、喫煙習慣、高血圧や糖尿病の有無、家族歴などを考慮して設定します。
これらの評価を基に、治療目標や生活習慣改善の提案を行います。